どうやって処分するの?

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カーペット
の処分方法

カーペット・ラグの処分方法7選!正しい捨て方や費用相場を紹介

■カーペットの不用品回収方法を要約

  • カーペットの処分方法は主に7種類
  • 安く・早く済ませたい方は不用品回収業者への依頼がおすすめ

カーペットの不用品回収業者

カーペットの不用品回収について

カーペットの処分方法はサイズ・素材によってさまざま

カーペットや絨毯、ラグの捨て方・処分方法は、サイズ・素材によってさまざまです。どのように処分すればよいのか、具体的に解説していきます。

粗大ゴミとして処分

まずは粗大ゴミとして処分する方法です。どのようなものが粗大ゴミに当たるのかは、お住まいの自治体によってそれぞれ違っていますが、おおむね1辺の長さが30cm以上のものや一般的に使用するゴミ袋・指定のゴミ袋に入らない大きさのゴミは粗大ゴミとされているようです。

そのため小さなサイズのラグなどを除いて、カーペットや絨毯はほとんどの場合、そのままでは粗大ゴミとして扱われます。粗大ゴミの回収を希望する場合は、事前に申し込みが必要だったり、処理券などを購入して貼っておくなどの手続きが必要になる自治体が多いようです。

粗大ゴミにあたるかどうか、判断がつかない場合は、各自治体のホームページで確認するか、各自治体の担当窓口に問い合わせるとよいでしょう。

カットすれば通常ゴミに

大きなサイズで、そのままでは粗大ゴミ扱いとなるカーペットや絨毯も、カットして小さなサイズにすれば通常どおり処分してもらえる普通ゴミ(可燃ゴミあるいは不燃ゴミ)として処分できるようになります。

ですが、大きなカーペットや絨毯を小さなサイズに切るのは、手間がかかるうえに、大きめのハサミやカッターナイフなどを使う作業になります。十分な安全と作業スペースを確保したうえで、床や畳などを傷つけてしまうことのないよう、注意して作業してください。特にカッターナイフを使う際には、まわりに人がいないことを十分確認してください。

カーペットをカットする方法

大きなカーペットや絨毯をカットする方法は次のとおりです。

・まず、大きめのハサミ、あるいはカッターナイフ、手を保護するための手袋を用意します。手袋はなるべく、「防刃」「耐切創」などと書かれた刃物から手を守ることのできるものにします。ホームセンターなどで購できます。

・次にハサミやカッターナイフでカーペットや絨毯を普通ゴミで処分できるサイズ(例えば、一辺が30cm以内の正方形)にカットしていきます。床や畳を傷つけないように注意しながら作業します。

・カットしたカーペットや絨毯を数枚ごとにまとめて、ビニール紐などで縛ります。

・お住まいの自治体の分別方法に従って、指定のゴミの日に出します。

例えば、120cm×120cmのカーペットや絨毯を30cmの正方形にカットしていくと全部で16枚、180cm×180cmだと36枚になります。さらに毛足の長い絨毯や厚さのあるカーペットの場合、カットする作業は大変な作業になります。無理をしてカットするのではなく、粗大ゴミとして出すか、不用品回収業者に引き取りを依頼することも検討してください。

素材によって可燃ゴミか不燃ゴミとして処分

小さくカットしたカーペットや絨毯、あるいはもともとサイズの小さなラグは、素材によって「可燃ゴミ」として捨てるのか、「不燃ゴミ」として捨てるのか、処分方法が変わってきます。お住いの自治体の基準によっても違ってきますので、自治体のホームページなどで確認してください。一般的な分類は以下のとおりです。

可燃ゴミ

・天然素材のカーペット

 例)ウール、綿、麻、い草など

不燃ゴミ

・合成繊維のカーペット

 例)レーヨン、アクリル、ポリエステル、ナイロンなど

・裏面に滑り止めが付いたカーペット

電気カーペットの処分方法は?

電気カーペットは、内部に電熱線が入っています。そのためハサミやカッターナイフで簡単に切ることはできません。また作業もより危険になります。粗大ゴミとして処分するか、不用品回収業者に依頼した方がよいでしょう。

カーペットの処分方法7選を紹介

大きなサイズのカーペットや絨毯は、小さくカットすれば普通ゴミとして処分できます。ですが、かなり手間がかかる、面倒な処分方法になります。ここではより一般的なカーペットの処分方法をご紹介します。

粗大ゴミとして出す

最も一般的な方法は、粗大ゴミとして出すことでしょう。お住いの自治体によって出し方は違いますが、おおむね以下のような手順になっています。

・自治体の窓口に連絡して、粗大ゴミ回収を予約する

・処理券を購入してカーペットや絨毯に貼る

・指定の日時までに指定された場所に出す

自治体が回収してくれるので費用はそれほどかかりませんが、混雑状況によっては回収まで時間がかかることや指定の場所まで持っていく手間がかかります。カーペットや絨毯の大きさによっては、家から運び出して、指定の場所まで持っていくのは大変かもしれません。

処理センターに直接持ち込む

粗大ゴミとして処理する場合、回収を依頼・予約するのではなく、回収を予約して、指定された日時を待つことに比べれば、早く処分できますが、カーペットや絨毯を家から運び出したり、自家用車に積み込んだり、処理センターに着いたら荷降ろしすることなどは自分たちでやらなければなりません。

買い替えと同時に引き取ってもらう

新しいカーペットや絨毯を購入する場合は、購入するお店で古いカーペットや絨毯を引き取ってもらえるか確認してみましょう。配送時に古いものを引き取ってもらうことができれば、家から持ち出す手間などはかかりません。

リサイクルショップに売る

カーペットや絨毯の状態や品質によっては、リサイクルショップに買い取ってもらうこともできます。ただし、買取査定のためには店舗に持ち込む必要があり、手間がかかります。買い取ってもらえず、持ち帰ることになる可能性もあります。事前によく確認することをおすすめします。

フリマアプリやオークションに出品する

人気のフリマアプリを利用したり、オークションサイトに出品して処分することもできます。場合によっては、思わぬ価格で落札されることもありますが、発送料や梱包の手間がかかります。

友人や知り合いに譲る

友人や知り合いの中に「カーペットが欲しい」という人が見つかれば、譲るという方法もあります。また最近ではインターネットを使って、近隣の人に不用品などを譲ることができるサービスもあります。欲しい人がうまく見つかった時は、引き取りに来てもらえば手間もかかりません。

不用品回収業者に処分を依頼する

急いで、簡単に処分したい時におすすめなのが、不用品回収業者に処分を依頼する方法です。料金は自治体に依頼し、粗大ゴミとして処分するよりもかかりますが、回収を予約したり、処理券を購入したり、何よりも家から運び出す手間がかからないので、最も手間なくカーペットや絨毯を処分することができます。

カーペットを処分する際の費用の相場

カーペットや絨毯の処分方法をご紹介しました。次に、それぞれどれくらいの費用がかかるのか、その目安を紹介します。

粗大ゴミとして出す場合

カーペットや絨毯の大きさによって異なりますが、500円〜1000円程度でしょう。自治体によっても異なります。

処理センターに直接持ち込む場合

自治体によっては、粗大ゴミの回収を依頼する場合と同じ費用(500円〜1000円)がかかります。持ち込むことで、少し安価になる自治体もあるようです。

買い替えと同時に引き取ってもらう場合

購入時に古いカーペットや絨毯の引き取りサービスを行っている店舗の中には、引き取りが無料のところもあります。ただし、条件が細かく定められているケースが多いので、よく確認するようにしてください。

リサイクルショップに売る場合

リサイクルショップに売る場合は、費用はかかりません。新しいカーペットだったり、品質のよい絨毯の場合は、買い取ってもらうことで手元にお金が入ることになります。

フリマアプリやオークションに出品する場合

落札された場合、一定の手数料を支払うことになります。また発送費用がかかります。

友人や知り合いに譲る場合

基本的に費用はかかりません。引き取りに来てもらえば、運び出す手間もかかりません。

不用品回収業者に処分を依頼する場合

カーペットや絨毯の大きさや業者によりますが、おおむね2000円〜3000円程度になるでしょう。自治体で粗大ゴミとして処分する場合よりもお金はかかりますが、時間や手間を減らすことができます。

カーペットは上手に処分しよう!

カーペットや絨毯、ラグの処分方法についてご紹介してきました。カーペットや絨毯、特に大きなサイズのカーペットや絨毯の処分は、なかなか手間のかかる作業になります。小さくカットして、可燃ゴミあるいは不燃ゴミとして出せばお金はかかりませんが、ハサミやカッターナイフを使ってカーペットを切るのは 作業でもあります。粗大ゴミとして処理することは最も身近な方法ですが、自治体によっては回収までに2週間程度かかるようです。それまでどこかに置いておいたり、回収日に指定の場所まで持っていくこともご家庭の状況によっては、大変な作業になります。すぐに、手間なくカーペットや絨毯を処分したい場合は、不用品回収業者に依頼することを検討してください。トータルで考えると、最も賢い処分方法といえるでしょう。

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