どうやって処分するの?

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自転車
の処分方法

の処分方法8選!無料で廃棄する方法や防犯登録の抹消方法も紹介

■自転車の不用品回収方法を要約

  • 自転車の処分方法は主に8種類
  • 安く・早く済ませたい方は不用品回収業者への依頼がおすすめ

自転車の不用品回収業者

自転車の不用品回収について

目次

自転車の処分方法は8種類

不用になった自転車の処分方法は大きく分けて8つあります。自転車の状態によっては廃棄処分するだけでなく売却することもできます。ぜひ、自分に合った処分方法を利用してみてください。これから一つ一つ解説していきます。お住まいの自治体によって条件が異なる場合は地域のルールに従ってください。

① 粗大ごみとして自治体に回収してもらう

② 近くのごみ処理場に自転車を持ち込む

③ 新しい自転車に買い替えるとき回収を依頼する

④ 自転車の買取専門店やリサイクルショップを利用して処分する

⑤ ネットオークションやフリマアプリにて売却する

⑥ 友人や知人に自転車を譲る

⑦ 譲ります・あげます掲示板で引き取り希望者を募る

⑧ 不用品回収業者に自転車を引き取ってもらう

処分方法①粗大ごみとして自治体に回収してもらう

粗大ごみの出し方は、自治体によって異なりますが、まず電話やインターネットから申し込みをします。その後、手数料を指定の金融機関、郵便局、コンビニなどで納めて、領収書・収集シールを受け取ります。領収書・収集シールに、「受付番号」または「氏名」と「収集日」を記入して、粗大ごみの見やすいところに貼って回収日に指定場所に出します。手数料も1,000円前後と比較的安価ですが、回収までに2~3週間ほどかかる場合もあります。そのため、希望の回収日がある場合は、早めの申し込みが必要です。

処分方法②近くのごみ処理場に自転車を持ち込む

処分する自転車を自分で運ぶことができる方は、ごみ処理場に直接持ち込むことができます。地域のごみ処理場やクリーンセンターに持ち込めば、料金を安く抑えることができます。ごみ処理場によっては、事前予約や家庭ごみの持ち込み時間が決まっている場合もありますのでホームページなどで事前に確認をしてから行くようにしましょう。なかには東京足立区のように、不用になった自転車を無料で引き取っている自治体もあります。

処分方法③新しい自転車に買い替えるとき回収を依頼する

新しい自転車を購入時、お店によっては古い自転車を回収してくれるところもあります。ホームページなどで、無料回収キャンペーンなどを行っていないか確認してみるといいでしょう。また、チェーン展開をしているお店の多くは、自転車防犯登録所を兼ねていますので、自転車防犯登録手続きも同時にできて便利です。

処分方法④自転車の買取専門店やリサイクルショップを利用して処分する

まだ乗ることができる自転車を捨てるのはもったいないとお考えの方には、買い取り専門店やリサイクルショップをおすすめします。買取専門店やリサイクルショップでは、事前に査定を受けることができるので、自転車の状態によっては売却することもできます。

また、買取店の多くは出張買取も行っているので、店舗まで自転車を持って行かなくても、自宅で査定・買取してもらうことができます。ただし、汚れやサビがひどい、正常に作動しないなどの場合は、買い取ってもらえないこともあるので、できるだけ良い状態で査定を受けるようにしましょう。

査定前チェックリスト

・パンクしていないか

・漕ぐ際に問題はないか

・汚れや目立つ傷はないか

・ベルや反射板など不具合はないか

・付属品が揃っているか

処分方法⑤ネットオークションやフリマアプリにて売却する

最近では、気軽に身の回りのものをネットオークションや、フリマアプリのメルカリやヤフーオークションなどを利用して売却する人が増えています。自分にとって不用なものが、思わぬ金額で取引されることもあり臨時収入が得られます。ただし、出品から配送まで、売却に関する一連の作業はすべて自分で行います。そのため、配送手配や商品の状態などについて、「配送料が高すぎる」、「壊れて届いた」、「イメージと違った」など、様々な理由でトラブルになることも少なくありません。また、自転車の取引の際には、防犯登録の抹消手続きを行わないとマナー違反となります。ネットオークションやフリマに出品する際には、抹消手続きを忘れずしておく必要があります。

処分方法⑥友人や知人に自転車を譲る

処分するための費用も手間もかからないだけでなく、トラブルも起きにくい処分方法です。自転車の状態が良ければ、逆にいくらかのお金を払ってくれる場合もあるでしょう。まだ乗れる自転車であれば、欲しがっている人が周りにいないか声をかけてみるといいでしょう。譲る際には、必ず防犯登録の抹消をすることと、譲渡証明書を作成する必要があります。

人に自転車を譲るときには、次の1~3のいずれかを自転車と一緒に渡すことで、譲り受ける方がスムーズに防犯登録ができます。

1.【自転車防犯登録甲カード(お客様用)】

防犯登録をした際に渡された防犯登録控えカード

※ 登録と同時に旧所有者の抹消手続きが行えます

2.【自転車防犯登録変更(訂正)・抹消届 お客様控】

あらかじめ登録抹消手続きをした際に防犯登録所より渡されたお客様控カード

  1. 自転車譲渡証明書

書式は問わない 譲渡者、譲受者、自転車の情報は明確にしてください。

※自転車防犯協会ホームページでダウンロード可能です。

※ 譲り受ける方は、自転車、身元を証明できるもの及び上記いずれかの書類を持参し、速やかに防犯登録を受けてください

処分方法⑦譲ります・あげます掲示板で引き取り希望者を募る

「クラシファイドサービス」と呼ばれるサイト(ジモティーなどが有名)では、ネット上にある掲示板で不用なものを投稿して情報を発信することができます。ジモティーの場合、待ち合わせをして直接会って品物を受け渡すことができます。

そのため、運搬費用がかかりません。さらに、ジモティーでは、掲載する際にも費用や取引手数料、会員登録料などが一切かかりません。価格設定も、無料または希望価格で取り引きができます。

注意点として、こちらの方法は直接会って取り引きをすることができるので、住所や電話番号、メールアドレスといった個人情報が漏れる可能性があります。対策としては、「捨てアドレスを使う」「電話番号や住所は教えない」「会う場所を決める」など、個人が特定できない方法をとることが大切です。

その他、市区町村が発行する広報誌の「譲ります・もらいます・あげます」という欄を利用する方法もあります。こちらは読者数が限られてくるので、ジモティーのようなネットサービスと併用して進めるといいでしょう。

処分方法⑧不用品回収業者に自転車を引き取ってもらう

急な引越しなどで、処分に要する時間が無い場合には、不用品回収業者に依頼すると比較的早く処分ができます。なかには、当日でも対応してくれる場合がありますので、時間のない方にはおすすめです。また、自転車以外の他の不用品も同時に回収してもらえるため、1度に不用品を整理することができます。

自転車を処分する前に:防犯登録の抹消方法

どの方法であっても、自転車の処分には抹消登録が必要です。防犯登録を抹消していないと、

・次の持ち主が自転車を盗難したと疑われる可能性

・自転車が犯罪に使用された場合、身元から自分が犯罪に関わっていると疑われる可能性

などが考えられます。そのため、如何なる方法で処分するとしても、必ず登録は抹消しておきましょう。

防犯登録の抹消方法・抹消手続きについて

・場所

殆どの都道府県では、交番や警察署で行うことができます。また自転車店で、防犯登録が可能なお店では、同様に抹消手続きを行っている場合もありますので、お店に確認してみるのもいいでしょう。

・手続きに必要な持ち物

防犯登録の抹消手続きには、以下の3点が必要になります。

・登録を抹消したい自転車

・自転車防犯登録カード

・身分証明書

「自転車防犯登録カード」は、最初の防犯登録時に保証書と同時に渡されるカードです。紛失してしまった場合は、自転車商防犯協会に問い合わせて「自転車防犯登録番号抹消・廃車願い」を受け取りそれを提出しましょう。

但し、防犯登録は登録してから10年間有効です。防犯登録をしてから10年以上経過した自転車であれば「期限切れ」となっているため、抹消登録の必要はありません。

有効期限は都道府県ごとに7年~無期限で定められています。登録した場所のルールを確認するのが良いでしょう。

不用品回収業者を選ぶ際のコツ・注意点

「急いで自転車を処分したいけれど、回収業者に頼むと高額になるってほんと?」

「よくトラックで回っている不用品回収業者に頼んでも大丈夫?」

ニュースなどで、ときどき不用品回収業者による違法な処理によるトラブルを目にすることがあります。そのため、依頼を迷われている方も少なくないでしょう。そこで、優良な不用品回収業者を選ぶ際のコツと注意点をご紹介します。

失敗しない不用品回収業者の選び方

4つのコツ

①わかりやすい料金体系

②無料で見積りを引き受けてくれる業者

③見積り時の金額を正確に提示

④ホームページで業務の事例や口コミの確認

コツ①わかりやすい料金体系の業者を選ぶこと

優良な業者は、ホームページなどでわかりやすい料金設定が表示されているケースが多いです。一方で、あえてわかりにくい書き方で表示している業者は、違法業者である可能性が高いです。トラブルなどにつながる可能性があるので注意しましょう。できるだけ一目でわかる料金設定の業者を選ぶことをおすすめします。

コツ②無料で見積りを引き受けてくれる業者を選ぶこと

優良な不用品回収業者は、正確な料金の見積りを提示します。不用品回収業者に頼む際には、必ず見積りをもらいましょう。できれば複数の業者に見積もりを依頼して、それぞれの業者に相見積もりをしていることを告げるといいでしょう。こうすることで料金を不正に上乗せされないだけでなく、同じ質で安くしてくれることもあります。

コツ③見積書の内容が明確な業者を選ぶこと

見積書は、一目でどのような作業にいくらかかるのか明確にされているか確認しましょう。なかには料金が作業ごとに分かれておらず、「作業一式」など一括で記入されている場合があります。そのような曖昧な記載となっている場合は、その詳細をたずねてみましょう。何が含まれていて何が入っていないのか、追加料金はどうなっているのかなど、事前に確認しておくと安心です。

コツ④ホームページで業務の事例や口コミの確認ができる業者を選ぶこと

多くの不用品回収業者のホームページでは、実例を紹介しています。画像を用いて、実際回収して不用品の種類や料金、作業事例などを掲載していますので業者選びの際に判断材料になります。また、口コミ情報も参考になります。よくない口コミが多い業者は避けるのが無難です。また、業者のホームページの口コミだけでなく、地域の口コミサイトなどでよくない情報が掲載されていないか確認してみると雰囲気が見えてくるでしょう。

放置された自転車の処分方法は?

マンションやアパートの駐輪場で、住民から長年放置された自転車を見かける人も多いはずです。こうした放置自転車を処分する場合、どのような方法があるのか解説します。

一般的には持ち主が判明すれば直接警告、または掲示板当で周知したうえで、撤去・処分するのが普通です。撤去する場合は、他の自転車と間違えてしまわないように別の場所に移動させ、1~2週間程度の期間を置いて処分します。

期間内に持ち主が現れ、適切に処分されれば問題ありませんが、必ずしも持ち主が名乗り出るとは限りません。その場合は不用品回収業者に依頼しますが、回収業者は5台以上で無料回収してくれる場合が多いです。

場合によっては粗大ごみとして出す方が安く済みますから、状況に応じて処理方法は検討しましょう。また、処理費用はマンション等の管理費用から支出されるため、住人からの許可は忘れずに得ることも大切です。

もし回収しないとしても、放置自転車に故障があるケースや、錆や汚れが目立つ場合には放置せずに対処することをおすすめします。理由としては以下の2つが大きいです。

  • 放置自転車を巡って近隣トラブルが発生するおそれがある
  • 他の自転車まで錆や汚れで故障するおそれがある

上記の理由から放置自転車をそのままにするのは得策ではありません。

放置自転車があったとしても、放置せずに適切な方法で処分を行うべきです。

自転車の処分・回収に関するよくある質問

自転車の処分方法にはいろいろな種類がありました。どのような方法を選んだとしても忘れずに自転車の防犯登録の抹消手続きを済ませておきましょう。よくある質問と防犯登録についてお答えします。

質問①自転車の寿命は何年位ですか?

利用する頻度や保管する場所、雨天利用の有無、さらに利用者の体重などによって使用年数は変わります。一般的には、毎日の通学や通勤で自転車を使った場合、安全に使用できる年数は、5~7年位と言われています。自転車は、安全に使用するため点検やメンテナンスを怠らず行い、ブレーキなど不具合がある場合には買い替えも検討しましょう。

参考:平成22年度自転車の安全使用指針の検討|一般財団法人自転車産業振興協会

質問②自転車防犯登録は必要ですか

防犯登録とは自転車を利用する方の義務で、自転車の盗難予防と被害回復のために登録が必要です。自転車を購入したときや、譲り受けた時に、自転車の所有者を明確にするものです。防犯登録には、車体番号と防犯登録番号とが紐づけられます。

自転車防犯登録は、平成6年6月20日施行の「自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合的推進に関する法律」第12条第3項「自転車等の利用者の責務」により利用者の責務(義務)とされています。

出典元:一般社団法人 東京都自転車商防犯協力会

質問③自転車を処分するとき、防犯登録はどうするの?

自転車を処分する際には、防犯登録の抹消手続きが必要です。友人や知人に譲る場合でも防犯登録の抹消を行ってから引き渡しましょう。防犯登録の抹消をしないで処分した場合、犯罪に使用されると所有者がトラブルを被る可能性があります。粗大ごみに出しても安心はできません。回収される前に自転車が盗まれることもあり得ますので気をつけましょう。

質問④防犯登録抹消手続きの方法について教えてください

手続き場所: 自転車防犯登録所/警察署

手続者:   登録した本人または同居の家族

手数料:   無料

必要なもの: 防犯登録をしている自転車

自転車防犯登録カード

身分証明書

処分方法と防犯登録抹消手続きについて

① 粗大ごみ回収・・・手続きが必要

② ごみ処理場への持ち込み・・・手続きが必要

③新しい自転車への買い替え・・・店舗で対応

④買取専門店やリサイクルショップを利用・・・店舗により対応は異なる

⑤ ネットオークションやフリマアプリにて売却・・・手続きが必要

⑥ 友人や知人に自転車を譲る・・・手続きが必要

⑦ 不用品回収業者に自転車を引き取り・・・手続きが必要

⑧譲ります・あげます掲示板利用・・・手続きが必要

自転車を処分する方法まとめ

これまで自転車の主な処分方法8つとその費用や手順を紹介してきました。意外と気づかなかった方法もあったのではないでしょうか。不用な自転車は、お金を払って廃棄処分するだけでなく、自転車の状態によっては売却ができることもわかりました。また、処分や譲渡に際しては、特に防犯登録の抹消手続きを忘れないよう注意しなければいけないことをお伝えしました。ぜひこの記事の内容を参考にしていただき、ご自身の環境と状況に合った最適な自転車の処分方法が見つかれば幸いです。

自転車の処分はお任せください!

自転車の処分方法について紹介してきました。
自転車の処分はご自身で運搬したり、受取先を見つけるとなると、手間も時間もかかります。引き取り手回収業者を利用すると、リサイクル料金が必要となりますが、スピーディーかつ安心して依頼することができます。
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