目次
【横浜市】自治体での粗大ごみの出し方
横浜市で粗大ごみを出す方法を確認しましょう。横浜市で粗大ごみを出すときは、収集依頼と持ち込みがあります。
それぞれの違いについて解説します。
自治体へ収集を依頼する
電話またはインターネットで収集依頼すると、収集日が指定されます。収集に必要な手数料を支払って、横浜市粗大ごみ処理券を購入しましょう。
横浜市では指定の金融機関か郵便局で収集シールを購入するか、横浜市粗大ごみ処理券取扱店で粗大ごみ処理券を購入してください。収集の場合は粗大ごみに粗大ごみ処理券を貼付し、指定の日時の午前8時までに指定された場所にごみを出します。
場所や日時を間違えると収集してもらえませんから、間違いのないよう注意しましょう。
自治体の指定場所へ直接持ち込む
自治体に指定された施設に持ち込む方法もあります。収集と同じく予約は必要ですから、電話またはインターネットで申し込みを行う必要があります。
予約なしで持ち込んでも、受け付けてもらえないので注意しましょう。横浜市で粗大ごみを持ち込むなら、次の4カ所から運搬しやすい施設を選べます。
施設 | 所在地 |
神明台ストックヤード | 横浜市泉区池の谷3949‐1 |
長坂谷ストックヤード | 横浜市緑区寺山町745‐45 |
栄ストックヤード | 横浜市栄区上郷町1570‐1 |
鶴見資源化センター | 横浜市鶴見区末広町1‐15‐1 |
営業日は日曜と年末年始を除き、土曜日と祝日も受付・営業をしています。受付時間は午前9時~午後0時、午後1時~午後4時までです。
指定日の受付時間内ならいつでも持ち込めますから、都合よい時間帯に持ち込んでください。
【横浜市】粗大ごみの手数料はいくらかかる?
横浜市で粗大ごみの手数料はいくらかかるのか、購入場所などを確認します。品目別の手数料も一覧化して紹介します。
横浜市の粗大ごみ手数料
粗大ごみの手数料は次のように規定されています。粗大ごみを出す方は、参考にしてみてください。
品目 | 処理手数料 |
いす(座椅子含む。応接用いす・ソファーは除く) | 200円 |
映像・音響機器(アンプ・チューナー・プレーヤー等) | 200円 |
書棚(最も長い辺が1m以上) | 1,500円 |
スプリングマットレス | 2,200円 |
照明器具 | 200円 |
電子レンジ | 500円 |
DVDデッキ | 300円 |
テーブル(最も長い辺が1m以上) | 1,000円 |
物置(最も長い辺が1m以上で解体済のもの) | 1,500円 |
その他(木製品50㎝以上、金属製品30㎝以上を目安とする) | 200円 |
※2022年4月25日時点のものです。
もっと詳しく知りたい方は、横浜市の「粗大ごみ処理手数料表」を確認してください。
券種
横浜市では粗大ごみを処分するために、金融機関や郵便局、コンビニエンスストアで収集シールと粗大ごみ処理券を購入する必要があります。金融機関や郵便局では収集シール、コンビニエンスストアでは粗大ごみ処理券として支払います。
どちらを使用しても問題ありませんが、使用期限はないのでいつでも利用可能です。また、使用する予定がない場合は、横浜市の粗大ごみ受付センターに連絡してみてください。
購入場所
収集シール・粗大ごみ処理券を購入する際は、指定の金融機関・郵便局またはコンビニエンスストアでお買い求めください。コンビニエンスストアは下記のチェーン店で購入できます。
購入可能なコンビニエンスストア | ・コミュニティストア
・サークルKサンクス ・スリーエフ ・生活彩家 ・セブンイレブン ・デイリーヤマザキ ・スリーエイト ・ファミリーマート ・ポプラ ・ミニストップ ・ローソン |
購入費用を納付したら、領収書も発行されます。領収書は粗大ごみが収集されるまで大切に保管しましょう。
処理券の貼り方
粗大ごみ処理券は粗大ごみのわかりやすい箇所にごみ処理券を貼付し、指定の日時に指定の場所へと運搬しておきましょう。破損した処理券を貼り付けると、回収が難しいこともあります。
収集シールやごみ処理券はわかりやすい場所、綺麗な状態のものを貼付してください。また、貼付場所次第では収集してもらえないこともありますから、回収する際に見やすい場所を意識してください。
免除される場合
横浜市では粗大ごみ手数料の減免制度が利用できます。次の基準を満たす世帯では、4月1日~翌年の3月31日まで手数料が全額免除されます。
ただし、減免は1世帯あたり4個までです。
対象となる世帯 | ・生活保護世帯
・特定中国残留邦人世帯 ・身体障害1級または2級の認定を受けている方が属する世帯 ・精神障害1級の認定を受けている方が属する世帯 ・知的障害A1またはA2の認定を受けている方が属する世帯 ・重複障害(身体障碍3級かつ知的障害B1)の認定を受けている方が属する世帯 ・福祉医療証の交付を受けているひとり親世帯 ・介護保険要介護4または5の認定を受けている高齢者(65歳以上)が属する世帯 ・粗大ごみを自己搬入することが困難な70歳以上のひとり暮らしの高齢者で福祉保健センター長が認めた方 |
免除を受けられる可能性がある方は、自分がどの基準に当たるか確認してみてください。
【横浜市】の粗大ごみの規定と申し込み方法は?
次に粗大ごみの規定と申し込みの方法を紹介します。
粗大ごみの規定
横浜市においては粗大ごみは次のように規定されています。「家庭から出されるもののうち、一番長い辺が、金属製品で30センチメートル以上のもの、それ以外(プラスチック商品、木製品など)で50センチメートル以上のもの」です。
細かい品目については横浜市の公式ホームページでも確認できますから、必要に応じて調べてみてください。
粗大ごみの出し方①LINE受付
LINE受付では、スマートフォンアプリの「LINE」から横浜市を友だち追加することで申し込みする方法です。
横浜市のLINEのIDは「@cityofyokohama」で検索するか、QRコードで検索できます。
LINEで友だち追加すると、粗大ごみの申し込み以外にもイベントやお知らせ、横浜市の関連サイトへのリンク、各種のオンライン申請も可能です。LINEのページを開くと、「粗大ごみ申込」の項目があります。
タップすると収集日や手数料、申込などの項目がありますから、希望する項目をタップすればチャットサポートで手続きが進みます。
スマホからいつでも申込できることから、おすすめの方法です。
粗大ごみの出し方②電話申し込み
電話で申し込む場合は、月曜日~土曜日及び祝日の午前8時30分~午後5時まで受付を行っています。日曜日と年末年始は休業ですので注意してください。
電話番号は「0570‐200‐530」です。携帯電話やIP電話で通話料割引サービスを適用する場合、「045‐330-3953」に連絡してください。
週明けの月曜日は電話が混雑しやすいですから、それ以外の曜日連絡するのがおすすめです。
粗大ごみの出し方③インターネット申し込み
インターネット申し込みでは 「横浜市粗大ごみインターネット受付」から「収集の申込み」または「自己搬入の申込み」を選択します。申込み後は申込み内容の確認・変更・取り消しも可能です。
また、減免の対象となる方は、「収集申込み(減免)」または「自己搬入の申込み(減免)」も選択できます。
【横浜市】の自治体で処分ができない粗大ごみとは?
自治体で処分できない粗大ごみの種類と、なぜ処分できないのか理由も解説します。
処分できない粗大ごみの種類
横浜市では自治体で処分できない粗大ごみは、大きく3種類に分けられます。種類については以下の通りです。
- 家電リサイクル法及びパソコンリサイクル法対象品目
- 自治体での処分が困難なもの
- 一度に10個を超える大量のごみ
家電リサイクル法の対象となるのは、エアコン・テレビ・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・衣類乾燥機です。パソコンリサイクル法の対象はパソコンになります。
自治体で処分が困難なものとは、バッテリー・灯油・ガソリン・薬品・アスベストを含むものなど、危険性・引火性・有毒性の高いもの全般です。また、自治体で一度に処理できる数や重量にも制限がありますから注意してください。
判断が難しい家具や家電の例①分解した本棚
木製・鉄製の本棚をパーツに分解すると、小さくなるため燃えるごみや燃えないごみとして廃棄できそうに思えるはずです。しかし、本来本棚は粗大ごみの分類であり、分解してパーツに分けても粗大ごみとして扱います。
粗大ごみはパーツ毎の大きさではなく、完成品の大きさで分類されているからです。小さくなっていれば一般のごみとして処分できそうですが、粗大ごみの品目にも注目して分別・処分しましょう。
判断が難しい家具や家電の例②自転車等のパーツ
自転車や一輪車のパーツも本棚同様パーツではなく、全体として判断します。横浜市では自転車や一輪車も粗大ごみの分類に入ることから、パーツも粗大ごみとして処分しましょう。
他にも三輪車やベビーカーも粗大ごみですから、パーツに分解しても粗大ごみとして処分を依頼してください。
判断が難しい家具や家電の例③感染の恐れがあるもの
最近のコロナウイルス流行により、感染症への関心が高まっています。横浜市ではコロナウィルスだけでなく、ノロウイルスやロタウイルス、インフルエンザなど季節性の感染症も含まれます。
特にノロウイルスやロタウイルスは吐物や排泄物からの感染力が強く、ウイルスが付着した手を綺麗に洗わないと、他者にも感染する危険が高いです。粗大ごみも処分前に消毒していれば安心はできますが、電話申し込みの際に事情を伝えましょう。
対応方法については申込みの際に、詳しい説明がもらえます。
自治体以外で粗大ごみを処分する方法3つ
自治体への収集・持ち込み以外で、粗大ごみを処分する方法について紹介します。
- リサイクルショップへ直接持ち込む
- 家電量販店などへ持ち込む
- 不用品回収業者に依頼する
リサイクルショップへ直接持ち込む
リサイクルショップでは買取可能な新しい家具や家電、傷やへこみの少ない製品は買い取ってもらえます。買取では金銭も受け取れるので、処分費用も不要でおすすめです。
買取査定は見積もりに費用もいりませんから、金銭的な負担なしで粗大ごみを処分できます。粗大ごみを処分しつつ、お金も帰ってくると考えればお得な方法と言えるでしょう。
ただし、リサイクルショップへの持ち込みは自分で行う必要があり、持ち込んでも必ず買い取ってもらえるとは限りません。事前に近隣のリサイクルショップに連絡し、写真も送付して買取可能か相談してみてください。
家電量販店などへ持ち込む
家電リサイクル法の対象製品に関しては、以下の場所に回収してもらう必要があります。
- 家電量販店に引き取りを依頼する
- 家電リサイクル推進協議会に申込み
- 指定の引取場所に持ち込み
一般に家電リサイクルでは引き取り代金が必要になりますから、費用についても確認したうえで回収や持ち込みを依頼してください。リサイクルショップで引き取ってもらえない場合には、家電量販店などに持ち込むのがおすすめです。
不用品回収業者に依頼する
上記2つの方法は未使用品、または使用済みでも再利用可能なものを対象としています。使用が不能になったものをごみとして処分する際は、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。
不用品回収業者は回収できる品目に制限はなく、よほど大量でない限りは数量にも限度はありません。リサイクルショップや家電量販店で引取を断られても、不用品回収業者なら安心して依頼できます。
電話やインターネットで申し込めば、最短即日訪問して引き取ってくれるスピード感も魅力です。一度に大量の粗大ごみを処分したい方や持ち込むのが大変な方は、不用品回収業者に相談してみてください。
粗大ごみの処分に不用品回収業者がおすすめの理由とは?
粗大ごみの処分に不用品回収業者をおすすめする理由として、次の理由があります。
- あらゆるごみを回収してくれる
- 申し込めば短期間で訪問がある
- 粗大ごみを持ち出す必要がない
- 依頼すれば夜間でも対応してくれる
- 近隣の住民に見つからないように訪問してくれる
上記のメリットがありますから、粗大ごみの種類が多くて分別が大変な方、近所の目が気になる方、日中は忙しい方でもおすすめです。出張と見積もりは無料ですから、まずは相談からしてみましょう。
不用品回収業者を利用する際の流れ
不用品回収業者に依頼すると、次の流れで回収まで進みます。
- 電話またはインターネットでの申込み
- 指定された日時に出張査定
- 見積もりを確認し、回収を依頼する
- 不用品回収業者が粗大ごみを回収する
上記の流れで進み、収集シールやごみ処理券の購入は不要です。ごみの量に応じて見積もりは変わりますが、依頼人が直接粗大ごみを持ち出す必要もありません。
ただし、処分してもらうごみについては、ある程度分別しておくとスムーズに回収が進むでしょう。日時は依頼人の都合に合わせてくれますから、休日の時間があるタイミングで回収してもらうのがおすすめです。
業者によってはオプションでハウスクリーニングを行ってくれますから、粗大ごみを回収してもらい、ついでに家を整理してもらうこともできます。業者によってサービス内容は異なりますから、複数の業者に見積もりをもらうとよいでしょう。
粗大ごみの回収は不用品回収業者がおすすめです!
横浜市では粗大ごみをほぼ毎日回収していますが、取り扱っていない粗大ごみもあります。家電リサイクル法やパソコンリサイクル法との兼ね合いもあり、意外と多くの粗大ごみが自治体では対象外の品目です。
自治体では数量の制限もあるため、一度に多くの粗大ごみを処理するのには向いていません。粗大ごみを大量に処分するなら、ぜひ活用したいのが不用品回収業者です。
不用品回収業者なら取扱い品目に制限はなく、スピーディーな対応、依頼人の都合に合わせた回収も可能です。オプションサービスを用意している業者も多いですから、ご家庭のニーズに合わせて業者も選べます。
粗大ごみの処分に困ったら、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。