目次
引越し時に出た不用品やいらなくなった家具を処分するには？
引越しやリフォームで不要な家具が出た場合、処分はどのように行えばよいのでしょうか。家具の処分方法について、代表的な種類を紹介します。
- 粗大ごみとして処分する
- 不用品回収業者に依頼する
- リサイクルショップで買取を依頼する
- ネットオークション・フリマアプリで売買する
粗大ゴミとして処分する
家具処分で最も一般的な方法として、自治体で粗大ゴミとして処分してもらう方法があります。
多くの自治体では一辺が30㎝を超えるものは粗大ゴミとなっており、ほとんどの家具は粗大ごみとして扱われます。
各自治体によって品目ごとに処理手数料は異なりますが、安い費用で家具や粗大ゴミを処分できるのでおすすめです。
持ち込みのみOK自治体と回収にも対応する自治体があるため、気になる方はお住いの自治体の公式ホームページをご確認ください。
注意したいのは、年間で取り扱える粗大ゴミの数に制限がある点と、指定の日時でしか引き取ってもらえない点です。
急に持ち込んでも対応してもらえませんから、事前に連絡して日時を確認しましょう。
リサイクルショップで買取を依頼する
不要になった家具が比較的新しいもの、または多少古くても傷が少ないものであれば、リサイクルショップで買取依頼する方法もあります。
リサイクルショップはまだ使用できる中古の家具や家電を買取、ショップ店頭で別のお客様に販売するお店です。
自治体や不用品回収業者に依頼すると費用が掛かりますが、リサイクルショップに買い取ってもらえば、わずかながら収入になります。
特に人気のある家具や家電、ブランド品は高価買取が期待できるため、傷や汚れがないなら持ち込んでみてください。
注意点はできるだけ綺麗な状態にしてから、店頭に持ち込むことです。
どんなに人気のある品物でも汚れや傷が目立てば価格は下がります。
買取へと出す前に汚れは洗剤などで落とし、見た目を綺麗にしてから買取をお願いしましょう。
ネットオークション・フリマアプリで売買する
ブランドの家具や新しい家電であれば、ネットオークションやフリマアプリで売買する方法もあります。
リサイクルショップで買取依頼するよりも高値で売れる可能性も高く、お小遣いを稼ぎたい方によいでしょう。
他にも似たような商品が販売されていれば、同じくらいの価格で出品する目安にもなります。
ただし、出品準備と発送の手間が掛かりますから、迅速に対応することが求められます。
不用品回収業者に依頼する
家具の数が多い家や、大型家具があるので運び出す手段がない場合には、不用品回収業者への依頼がおすすめです。
不用品回収業者は家具だけでなく、家電や本・雑誌、パソコンなども引き取ってくれます。
自治体の引取や回収に比べてスピーディーで、数量や品目の制限もないことから、家具以外の粗大ゴミを処分したい場合にもおすすめです。
回収してもらう量や準備するトラック、人員によって金額は変わりますから、事前にホームページなどをご確認ください。
<h2>粗大ゴミとして処分しにくい品目って？</h2>
引越しの際はできるだけ持っていくものを減らすため、余計な粗大ごみは処分しようと考える方が大半です。
しかし、法律の規則もあって粗大ゴミとして処分できないものもあります。
例えば、以下の品目はどの自治体でも粗大ゴミとしては取り扱っていません。
- テレビ
- エアコン
- 冷蔵庫・冷凍庫
- 洗濯機・衣類乾燥機
- パソコン
これらの品目は法律によって、購入した電気店や家電量販店、製造メーカーに回収してもらうことが決められています。
また、この他にも取り扱いが難しいものとして次のものがあります。
- 包丁
- ガスコンロ・ガスボンベ
- 消火器
- 調味料
- マニキュア・除光液
- 灯油
- タイヤ
- 自転車
こうしたものは粗大ごみとして処分できないケースも多いですから、正しい処分方法を調べるか、不用品回収業者に相談してみてください。
不用品回収業者を利用するメリットとは？
粗大ごみをまとめて回収してくれる不用品回収業者には、どのようなメリットがあるのか見ていきましょう。
自治体に粗大ごみの処分を依頼する場合との違いも解説します。
不用品回収業者に依頼する場合
不用品回収業者では、基本的に家庭から出るほとんどの粗大ゴミに対応しています。
事業に関係した粗大ゴミや危険な薬品は処分できませんが、家庭用の粗大ゴミならほとんどを回収してくれます。
不用品回収業者は電話またはインターネットで申し込むと、最短で数十分以内に自宅を訪問し、回収の見積もりを出してくれる点も特徴です。
処分場まで持ち込む必要がなく、自宅にも回収に来てくれる点は引越しで忙しい方にはメリットと言えるでしょう。
費用はどのくらいの粗大ゴミを処分するのか、回収に使用するトラックなどで決まります。
大型の家具を素人が運び出すのは大変な作業ですが、不用品回収業者はスタッフがまとめて運び出してくれます。
高層マンションなどにお住いの方でも、不用品回収業者なら気軽にゴミの処分を依頼できるでしょう。
引越しでまとめて粗大ゴミを回収してもらいたい方、単身で粗大ゴミを運び出すのが難しい方、平日は仕事で多忙な方には大きなメリットです。
自治体で粗大ゴミとして処分する場合
自治体の粗大ゴミ処分も費用面ではお得な方法ですが、不用品回収業者に比べると制限が多いことは知っておきましょう。
具体的には次のポイントです。
- 自治体によって取り扱う品目が異なる
- 持ち込みしか受け付けないところがある
- 自分で収集場所に出さなければならない
- 収集の日時が指定される
- テレビやエアコンなどは回収できない
上記のような違いがあり、費用面ではお得なものの、利便性の面では不用品回収業者に劣っています。
「とにかく費用を抑えたい」という方には良いですが、手間が掛からず、一括で処分してもらえる不用品回収業者に依頼する方がおすすめです。
不用品回収業者に依頼する際の注意点
引越しの粗大ゴミ処分で不用品回収業者に依頼する際、注意したいポイントがいくつかあります。
不用品回収業者ならどこでもいいわけではなく、きちんとした業者を選ぶことが大切です。
以下の注意点を意識して、信頼できる業者を選びましょう。
- 事業所の所在地や連絡先がホームページに記載されている
- 不用品回収の実績がある
- メニューや見積もりがわかりやすい
- 相談にも丁寧に応じてくれる
- 口コミの評価やネットでの評判が良い
不用品回収業者の中には、何も知らない依頼人に高額な費用を請求し、お金をだまし取ろうとする悪徳業者もあります。
そうした業者は会社としての実態がないケースも多いため、ホームページ上の企業情報をくまなくチェックしてください。
ホームページに書かれている実績とネットの口コミ・評価にズレがないか、メニューや見積もりが明確になっているかどうかで判断しましょう。
優良な業者であれば接客も丁寧で気軽に相談ができ、見積もりが無料なところが多いです。
1つでも不自然な点があれば、信頼できない業者だと考えて、他の信頼できる不用品回収業者を探してください。
引越し時に出た不用品やいらなくなった家具の処分方法・まとめ
マイホームや1人暮らしで引越しをする際は、持っていけない多くの粗大ゴミが発生するはずです。
自治体に処分を依頼する方法を思いつく方は多いですが、一度に大量のゴミを持ち運ぶのは重労働なうえ、引越しまでの猶予期間が短いと処分に困ります。
引越しで粗大ごみを大量に処分したいなら、不用品回収業者に依頼する方法がおすすめです。
有料ごみ処理券の購入が不要で、依頼すれば即日回収してくれるスピード、運び出しも業者側が行います。
自ら調べて優良業者を選ぶ必要こそありますが、依頼してしまえば後は何もしなくて問題ありません。
いらなくなった家具の処分に困ったときは、不用品回収業者にご相談ください。