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【江戸川区】粗大ごみに出せる品目・規定
江戸川区で粗大ごみを出すにあたって、粗大ごみの規定や品目はどうなっているか見ていきましょう。粗大ごみとして処分するには、処分するものが粗大ごみの対象品目でなければなりません。
江戸川区では、粗大ごみの条件を次のように定めています。
- 一般家庭から出る粗大ごみ(事業者は対象外)
- 一辺の長さが30㎝を超えるごみ(30㎝いかに解体して処分も可能)
事業所として営業していなければ、一般家庭から出る大型のものは粗大ごみの扱いになります。また、30㎝を超えるものを解体または破壊しても、大きさに関係なく粗大ごみです。
次に粗大ごみになる品目も見ていきましょう。
- 家具類
- 寝具類
- ストーブ・暖房器具
- 自転車・オートバイ
- OA機器
- 電化製品(家電リサイクル法及びパソコンリサイクル法の対象を除く)
上記からわかる通り、家庭内で出るほとんどのごみは粗大ごみとして処分できます。粗大ごみの扱いがわからない場合には、粗大ごみ受付センター(TEL03‐5296‐7000)またはインターネットで確認してください。
【江戸川区】自治体で処分ができない粗大ごみとは?
家庭で出るごみは多くが粗大ごみですが、対象品目に当てはまらないものもあります。本項では江戸川区で回収・処分ができない粗大ごみを解説します。
粗大ごみの回収ができない品目
江戸川区では回収の対象になっていない粗大ごみを解説します。下記の品目に関しては、不用品回収業者に依頼するか、リサイクルショップ、家電量販店で処分してもらいましょう。
江戸川区で粗大ごみの回収ができない品目 | 対象の製品 |
家電リサイクル法対象品目 | テレビ・エアコン・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・衣類乾燥機 |
パソコンリサイクル法対象品目 | パソコン |
収集運搬が困難なもの | 薬品・土砂・泥など |
長さが180㎝を超えるもの | 物干し竿・カーペットなど |
太さが30㎝を超えるもの | 木の幹など |
上記の品目に当てはまる場合は自治体での回収ができません。粗大ごみとして出す前に、処分するものが粗大ごみの対象に入っているかチェックしてみてください。
処分方法
江戸川区での粗大ごみの処分方法には、2つの方法があります。
- インターネット受付
- 電話受付
インターネットは下記のURLから申し込めます。
http://sodai.tokyokankyo.or.jp/Sodai/V2Index/0/0/0/0/
こちらは24時間受付可能で、スマホからも申込みが可能です。
電話で申し込む場合は、下記に連絡してみましょう。
TEL:03‐5296‐7000
電話連絡は月曜日から土曜日まで、8時から19時まで受け付けています。日曜日は休みなので注意してください。
収集は受け付けていないが、持ち込みは可能である場合
収集はできないが、持ち込みが可能な場合は、「粗大ごみ持込施設」に粗大ごみを持ち込んでください。江戸川区では下記の施設が持込可能です。
- 北部粗大ごみ持込施設:江戸川区篠崎町2丁目62番17号
- 南部粗大ごみ持込施設:江戸川区西葛西1丁目10番16号
ただし、事前に連絡したうえで、指定された日時に持ち込んでください。
粗大ごみ処理券の貼付も必要ですから、忘れずに購入しておきましょう。
【江戸川区】自治体で粗大ごみを処分するまでの手順
江戸川区で粗大ごみを処分するまでの具体的な手順を確認します。インターネット申込と電話申込で大きな差はありませんから、同時に説明していきます。
粗大ごみの処分までの流れ・手順
粗大ごみを処分するまでの申込みから処分までの流れを紹介します。まず、インターネット申込の場合を見ていきましょう。
- 粗大ごみ受付センターにアクセス
- 有料粗大ごみ処理券を購入する
- 処理券を粗大ごみに貼って、指定の日時に出す
次に電話申込の場合です。
- 粗大ごみ受付センターに電話連絡
- 案内に従って、日時を確認する
- 有料ごみ処理券を購入する
- 処理券を粗大ごみに貼って、指定の日時に出す
申込の際は、インターネットが24時間受付可能なのでおすすめです。
粗大ごみの回収にかかる手数料
江戸川区で粗大ごみを出すには、有料の粗大ごみ処理券を購入したうえで、粗大ごみに貼付しなければなりません。粗大ごみ処理券には2種類あり、必要な手数料に応じて購入しておきましょう。
- A券:200円
- B券:300円
粗大ごみの手数料によって必要分の処理券を購入します。粗大ごみの手数料については、粗大ごみ手数料一覧を参照してください。
収集と持ち込み手数料には違いがありますから、費用面も考慮して選びましょう。
粗大ごみの申し込み方法①収集の場合
江戸川区で粗大ごみを収集してもらう場合、どこに粗大ごみを出すべきなのか解説します。
まず、一戸建ての住宅の場合、家の玄関先や収集しやすい敷地の入口などに出しましょう。
できるだけわかりやすい場所に粗大ごみを置き、処理券もわかりやすい場所に貼ります。地域のごみ集積場には出さないよう注意が必要です。
共同住宅やマンションの場合、決められた粗大ごみ置き場に出します。場所が決まっていない場合は、共同住宅の共有玄関前などわかりやすい場所に出しましょう。
ただし、共同住宅の場合は他の住民もいますから、迷惑にならない場所に置くよう心掛けてください。
粗大ごみの申し込み方法②持ち込みの場合
自治体に収集を依頼せず、自分で持ち込んで処理してもらう場合も見ていきましょう。申し込みの手順は収集と同じですが、持ち込みの場合は日にちを指定できます。
持込時間は9時から15時30分と決まっているので、指定日の時間内に持ち込んでください。また、持ち込みでは収集と手数料が異なるため、持ち込みで必要な手数料を確認しなければなりません。
費用が半分近くまで安くなりますから、お得に粗大ごみを処理したい人にもおすすめです。
【江戸川区】粗大ごみ処理券を準備する方法
江戸川区で粗大ごみを処理するには、粗大ごみ処理券が必要です。粗大ごみ処理券とは何か、どこで購入できるのか、手数料の免除を受けられるケースについて解説します。
処理券とは
粗大ごみを収集または持ち込みするには、ごみ処理券を貼付することで、自治体側も粗大ごみとわかるようになっています。ごみ処理券には200円と300円の2種類があり、粗大ごみの処理費用に応じて必要な処理券を購入する必要があります。
江戸川区では処分費用に応じて、それぞれの券種の組み合わせ方が決まっているため、下記を参考にしてください。
処分費用・手数料 | 200円(A券) | 300円(B券) |
400円の粗大ごみ | 2枚 | 0 |
800円の粗大ごみ | 1枚 | 2枚 |
1,200円の粗大ごみ | 0 | 4枚 |
2,000円の粗大ごみ | 1枚 | 6枚 |
2,800円の粗大ごみ | 2枚 | 8枚 |
上記のように使い分け、有料粗大ごみ処理券取扱店で購入しましょう。持ち込みと収集では費用も違いますから、事前にいくら必要になるか確認を忘れないでください。
購入場所
有料粗大ごみ処理券は、江戸川区内にある「江戸川区有料ごみ処理券取扱所」で購入可能です。有料ごみ処理券取扱所は、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、清掃事務所で販売しています。
江戸川区内のコンビニエンスストアでは、セブンイレブン・ファミリーマート・ローソン・デイリーヤマザキ・ミニストップ・ポプラで購入可能です。詳しくは「粗大ごみ処理券取扱所」を参照してください。
免除を受けられる場合
粗大ごみの処理において、手数料の減額または免除を受けられるケースを紹介します。ただし、インターネットでは受付が不可ですから、必ず電話で連絡しましょう。
- 火災等の災害を受けた方
- 生活保護受給世帯
- 児童扶養手当受給世帯
- 特別児童扶養手当受給世帯
- 老齢福祉年金受給者
- 中国残留邦人等支援給付の支給を受けている者
上記の条件に当てはまる方は手数料で優遇を受けられるので、電話で連絡してみてください。
自治体以外で粗大ごみを処分する方法3つ
自治体に粗大ごみを回収してもらう方法以外にも、3つの方法で粗大ごみを回収してもらうことができます。どのような方法があるのか、詳しく見ていきましょう。
リサイクルショップへ直接持ち込む
家にある不要な物を処分しつつ、ちょっとしたお小遣いにもしたい方に向いているのが、リサイクルショップへの持ち込みです。リサイクルショップでは家具や家電、衣類、ホビー用品など幅広いアイテムを引き取ってくれます。
リサイクルショップでは自治体に依頼すると発生する手数料がなく、引き取ってもらえれば見返りに金銭として返ってきます。不要品とはいえ、無駄なく処分できるのでおすすめの方法の一つです。
しかし、デメリットもいくつか存在しており、持ち込みしか対応してくれないことと、必ず引き取ってくれるわけではない点には注意が必要です。リサイクルショップでは基本的に回収対応はしていません。
また、引き取れるものと引き取れないものもあるので、事前に調べておく必要があります。デメリットも理解したうえで、リサイクルショップを利用しましょう。
家電量販店に依頼する
テレビや冷蔵庫、洗濯機などの家電製品を処分するなら、家電量販店もおすすめです。残念ながら、自治体の粗大ごみ収集では、家電リサイクル法やパソコンリサイクル法の対象製品は取扱いできません。
リサイクルが法的に義務付けられており、処分の際は購入した家電量販店などに手数料を支払って引き取ってもらわなければなりません。取り扱う品目は限定されていますが、一部の電化製品を処分する際は家電量販店に相談してみましょう。
不用品回収業者に依頼する
不用品が大量にあり、早く処分したい場合には不用品回収業者に依頼する方法がおすすめです。不用品回収業者は自治体で収集できないごみを引き取り、代わりに処分してくれます。
不用品回収業者のメリットは、あらゆる粗大ごみを引き取ってくれること、重量制限・時間帯の制限がない点です。あらゆる粗大ごみとは、自治体では取扱い困難な電化製品やパソコン、薬品、汚泥なども含まれます。
加えて、多くの自治体で設定されている重量の制限や時間帯の制限もありません。そのため依頼主の好きなタイミングで依頼でき、都合の良い時間帯に合わせてもらえるので非常に便利です。
しかし、デメリットもあります。それは費用が自治体よりも高くなりやすい点です。
自治体は公共サービスとして運営されているため、非常に安い手数料で粗大ごみを処分できます。一方の不用品回収業者は営利企業ですから、回収には相応の費用が必要です。
費用面では自治体より高くなりますが、どのような粗大ごみでも回収してくれるため、粗大ごみ処分にはおすすめです。
粗大ごみの処分で不用品回収業者を利用するメリットとは?
粗大ごみの処分を自治体ではなく、不用品回収業者に依頼するとどのようなメリットがあるのでしょうか。自治体の収集に比べて、色々なメリットがあるので見ていきます。
メリット①家庭用も事業用も回収できる
自治体の粗大ごみ収集では、粗大ごみは「家庭用のみ」と規定されています。そのため、事業に使用したものは粗大ごみにできず、自治体に処分を依頼できません。
その点、不用品回収業者であれば家庭用だけでなく、事業用のものも粗大ごみとして処分できます。ごみの種類も問わないので、処分に困ったごみが大量にある方には不用品回収業者が大事です。
メリット②自宅まで引き取りに訪問する
不用品回収業者は連絡し、引き取り場所を指定すれば収集車で訪問もしてくれます。自宅から動かすのが大変な大型家具や家電なども、不用品回収業者なら連絡だけでおまかせできます。
高齢で重労働が大変な方や運搬用の自動車を持たない方にも、不用品回収業者はおすすめです。
メリット③連絡から回収までが早い
不用品回収業者を利用するメリットは、回収の早さにもあります。自治体の収集や持ち込みは日時が指定され、指定の時間に間に合わなければ回収してもらえません。
不用品回収業者は日時の指定がないだけでなく、連絡をもらえば最短数十分で自宅まで訪問します。粗大ごみを処分したいと思った日に、すぐ回収してくれるメリットは大きいです。
引っ越しなどで日程が限られている場合にも、不用品回収業者ならすぐに回収してくれるのでおすすめです。
まとめ
江戸川区では他の自治体と同様、有料のごみ処理券を購入し、指定された日時に収集または持ち込みが必要です。人によっては仕事や家庭の事情で都合が合わず、予定通りに粗大ごみを出せないこともあるはずです。
事情があって粗大ごみが出せない方は、不用品回収業者を利用も検討してみましょう。有料ごみ処理券が不要で、連絡すればすぐに対応してくれるスピーディさ、さらに訪問で引き取ってくれるため良心的です。
おうちに大量のごみがある方は、ぜひ不用品回収業者に依頼してみてください。